ソリスは1908年創業の会社であるが、1933年には、220V、600ワット仕様のハンドヘルド型ヘアドライヤーを開発、自社のチューリヒ工場で製造販売を始める。現在では世界で最古のドライヤーメーカーである。ソリスの歴史はヘアドライヤーの歴史と言っても過言ではない。
1940年に発売したソリスヘアドライヤーType102は素材として木製グリップとベークライトを使用。断熱性に優れたベークライトをドライヤーに使用したのもソリスが初めてであると言われている。
1950年にはドライヤーと送風機が一体化したType111を開発、その独創したアイデアは世間を驚かす。
そして1956年、230V、1300ワットのサーモプラスチック仕様で世界初の温熱と風量がスイッチ調整できるヘアドライヤーを開発発売する。これが現在発売しているStarlineシリーズのType311/315ドライヤーの原型である。
そして日本でソリスドライヤーが登場したのは1964年。そう東京オリンピックが開催された年、また巷ではアイビーファッションが流行した年でもある。そして2002年ソリスは業界に先駆けて、マイナスイオンドライヤーを開発発売する。
2006年、日本でも馴染み深いTCI(トルマリン、セラミック、マイナスイオン搭載)機能搭載の「スカイライン」「ジェットライン」を発売、ブローの時間短縮と髪に潤いをああたえる施術でサロンで評判となる。
2012年,今ではソリスの銘品と謳われる最軽量で風量、風圧とも他社を凌駕するスイスパーフェククションスーパーライト 1400ワットを発売する。そして2016年には、ソリスジャパンから満を持し、ACモータ搭載で更に、風量、風圧をアップさせたスイスパーフェクション440、ソリス最速のドライヤーのファーストドライ381を発売。
常に美容業界に新テクノロジーで新風を巻き起こすソリスは現在もそのチャレンジスピリッツは忘れてはいない。その息吹は現在も続いている。